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BCLラジオシャック

Sorry, now under construction.

BCLのためのアンテナ

当時のBCLラジオや通信型受信機、あるいは現行のラジオや受信機を手に入れても、内蔵のロッドアンテナでは思うように受信できない。特にマンション住まいの場合は顕著であり、全く受信できないと、ラジオの故障ではと疑う人も大変多いようである。

もともとローカルのAM放送のように強力な電波を受信するのとは違い、遠く離れた海外からの電波は非常に弱く、外部アンテナの接続は必須といってもよいだろう。 では外部アンテナは何がよいかということになるが、多くの人が試したであろう簡単なビニール線数mを外部アンテナ端子やロッドアンテナに巻きつけたりではやはり物足りなく感じてしまう。これは部屋の中に張り巡らしたとしても、蛍光灯のインバーターノイズをはじめとする電子機器から発せられるノイズをかえってたくさん受信してしまい短波放送バンド全体がノイズだけで埋め尽くされてしまう。 このビニール線だけのアンテナでも少し長くして屋外の少し高いところに引っかけたり、マンションなどではベランダなどに建物の壁面から離してセッティングすることでかなり違った効果が体感できる。つまり電子機器からのノイズの影響を受けないようなアンテナの設置が功を奏するのである。 ただしアンテナは基本的にはそれ自身が同調作用(周波数特性)を持っているため、3~30MHzといわれる短波帯すべてを1つのアンテナでカバーするには無理があることを覚えておいてほしい。それをある程度補うのがアンテナカプラの役目である。例えば松下電器のアンテナカプラRD-9810。クーガー2200とデザインが統一されているが、アンテナ端子を備えているBCLラジオ全般で利用可能である。 ラジオのアンテナ接続部とアンテナあるいはアンテナへの同軸ケーブルの間にアンテナカプラを挿入し調整すれば、完全ではないにしてもアンテナとの整合がとれ、放送が明瞭に(強力に)受信できるようになる。 アンテナカプラはアンテナで受けた電波を増幅する作用があるわけではなく、あくまでもアンテナとラジオのインピーダンスの整合をとるステージであり、アンテナカプラを挿入することで劇的に変化するなど期待しすぎることは避けたい。 一例としてRD-9810を挙げたが、現在アマチュア無線用(HFバンド用)のアンテナカプラあるいはアンテナチューナと呼ばれるものも小電力タイプが同じように利用できることも覚えておくとよい。(一部カバーしきれないバンドやアンテナのインピーダンスがあるが、インダクタやバリコンは大型のものを使用しているのでRD-9810よりも通過損失も少なく、より鋭い同調が取れる可能性がある) アンテナカプラに高周波増幅回路を追加したプリセレクタと呼ばれる周辺機器もある。プリセレクタを使用するとより強力に受信できるようになるが、近接する周波数に強力な放送があるとラジオ側で感度抑圧や混変調を起すなどしてマイナスの効果になることもある。 例としてアンテナカプラに増幅回路を追加したプリセレクタは松下電器のRD-9830がある。同調回路を通過した上で増幅まで行うため、より強力に放送を受信できるようになる。 また周辺機器を多数リリースしていたMIZUHOのプリセレクタは松下電器のRD-9830と同じ用途であるが、内部にはエアバリコンを使用するなど性能はこちらが上である。

まとめ

アナログBCLラジオはその外観も今となっては独特なものであり、実用面からするとデジタル方式のものには劣ることは確かであるが、操作そのものを楽しめる部分が最大の魅力である。 また実際に短波放送などを受信するに当たっては、BCLラジオばかりに目が行ってしまうが、ラジオ以上に大切なのはアンテナであることも頭に入れておきたい。アンテナは個々人の環境により千差万別の設置となるため、具体的なアンテナの実例は挙げないが、自分に合ったアンテナを工夫して設置して試すことでノウハウの蓄積もできる。